不況時に避けるべきこと

グレン カーティス著

極めて不快な経済状況及び不況下、皆さんは、将来の財政目標を危険にさらす恐れのあるリスクは避け、支出を静観するよう心がけた方が賢明でしょう。どなたでも、不況下では避けた方がいいと思われる種類のリスクがいくつかあります。多くの人が犯す間違いの中で最も一般的なものをいくつか挙げ、それを避けるための方法について見てみましょう。


1.    保証人になること

ローンの保証人になるのは、好景気の時でもとても大きなリスクをはらむことです。つまり、その人が融資を受け返済予定通りの返済をしない場合は、保証人は、しばしばその返済を迫られることになります。

しかしながら、景気の下降期においては、その人が仕事、あるいはローンを返済する手段を失うリスクが大きくなるに伴い、ローンの保証に関連するリスクはさらに大きくなると言えます。また、連帯保証人も同様に失業状態に陥る傾向が高いです。


2.    変動金利の住宅ローンを組むこと
住宅を購入する際、変動金利住宅ローン(ARM)を組むことを選択する方もいます。場合によっては、この選択が妥当と思われることもあります。つまり、金利が定率である限りは、月々の返済額も同様に低額です。

しかしながら、もしも不況や景気後退が生じ、一時解雇になり、金利が引き上げられたとしたら、どうするのでしょうか。金利の上昇に伴い、月毎の返済額も上昇します。そのような場合、住宅所有者にとって返済用のお金を都合するのは、非常に難しいかもしれません。期限超過返済や滞納は信用度を落とす衝撃になりかねませんし、そのため今後のローンを組む際さらに難しくなることもありえます。

3.    借入金を増やすこと
新しい借り入れ(車のローン、住宅ローン、あるいはその種の融資返済義務)を新たに行うのは、もしその人が、月毎の返済額に十分見合うだけの金額を用意でき、そしてなお生活費と老後のための積立に充てられるだけの資金があって、いい時期にそれをすることは何ら問題はないかもしれません。しかしながら、もしその人の暮しが、経済的な混乱の最中にその煽りを受けたらどうなるでしょうか。もし借主が一時解雇になったらどうなるでしょうか。

多くの場合、最近一時解雇になった方々は支払うべきものを支払い、とりあえず入ってくるお金をとっておくというだけのために、以前の給料より低額の職に就かなければならないかもしれません。残念ながら、新しい収入は、依然稼いでいた金額からは程遠いかもしれません。こうなると、貯蓄してあった物は急速に減っていきます。

4.    仕事はいつもあると思うこと
景気低迷期には、企業は、たとえ大企業であっても経済的な圧迫下にあるということを理解するのが大切です。そして不況になると、多くの企業は、とにかくできるだけ経費の節減をはかろうとします。ある場合は、ホリデーパーティーのような会社のイベントを縮小することになるかもしれませんし、またある場合は、会社が配当金の支払を中止したり、時には会社が経費節減のためリストラを実施したりするでしょう。

不況時の雇用状態はとてももろいので、従業員は一般に、雇用主が自分に対して間違いなく好意的に考えてくれるよう全力を尽くした方がいいでしょう。つまり、早く仕事に来るとか、遅くまで仕事をするとか、そして、もちろんいつでも最高水準の仕事をするということです。保証はできませんが、仕事を維持するためには役立つでしょうし、会社にとってあなたには給料を払い続けるだけの価値があると確信されることにもなるでしょう。




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