破綻企業の融資はより高価で複雑困難です

ニューヨーク‐ロイター新聞

破産を申請した会社にとって融資はより高価でより難しくなっています。占有債務者による資本調達あるいは企業再生融資は、会社が再度利益を上げられるようになるために、資源提供者と従業員への支払を続け、破産を通り抜けるための燃料です。通常企業再生融資者は、企業が破産や解散から脱したときに最初に返済を受けられるので、この10年間、それは、一般的で収益性の高い融資形態でした。でも今は、破産の懸念がある企業として、貸主に担保として抵当設定していない財産はほとんどなく、事業再生融資を確保するのは困難だということが分かってきています。さらに、信用取引市場は厳しい状態にあり、それは破産の懸念を大きくした原因にもあげられるかもしれませんが、さらに、破産申請後の融資の機会をも限られたものにしています。「企業再生融資を確保するのがより困難になっているという事実は、全くの公理だと思います。」と、企業再建ビジネス、AlixPartners’ Turnaround and Restructuring社の共同責任者であるリサ ドナヒュー氏は言っています。

「既に非常に多くの借入金のために資産が抵当設定されており、担保として使える資産はほとんどない状態にあり、企業は破産の危機にあります。」と、彼女は言っています。「実際に企業再生融資の第一の担保として設定するための、まだ抵当に入っていない資産を見つけるのはとても困難です。しかも、流動資金と競争の不足により、利率と手数料は空前絶後の水準に押し上げられ、企業再生融資を得ることは一層困難になっています。融資期間は2年から612ヶ月と短くなっている一方で、利率と手数料は、2.5%から57%と倍になりました。そのため、破産から逃れるのはさらに難しくなっています。再建成功のためには、何か少し滑走路のようなものが必要です。」と、彼女は言っています。

ウォールストリートの再編は、競争形成の役には立ちませんでした。今年、JPモルガンはベア・スターンズを買収し、経営悪化した投資銀行、リーマン・ブラザーズの多くはバークレイズ・キャピタルに吸収され、メリルリンチはバンク・オブ・アメリカによる買収の交渉が為されました。

「ヘッジファンドおよび未公開投資会社もまた貸付を控えています。」と、ビジネス諮問会社BBKにおける、全国企業諮問団体の責任者である、ビル ウェクスラー氏は言っています。「そのため裁判所の措置は変わってきており、そしてその結果、私たちが考えるには、現時点では競争がないので、(破産企業の)既存の融資者は交渉することができるようになり、より魅力的でより高価な企業再生融資を簡単に手にする主導権を握るだろうということです。」と、ウェクスラー氏は言っています。

米国における企業再生融資の需要が増えているにもかかわらず、融資者は減少しています。ゼネラル・エレクトリック・カンパニーの金融部門の常務取締役であるロブ マクマホン氏が、先月ロイターに対して述べたところによると、米国が企業再生融資のために必要としている資金は、昨年の20億ドルから上昇し、2008年においては約100120億ドルだとのことです。GEは当社だけで2030億ドル供給するつもりだと、氏は述べました。




> Back to Index